米・ロサンゼルスの裁判所が3月、スターバックスなどコーヒー販売業者に対し、コーヒーに「発がん性成分が含まれている」との警告表示をすべきだとの判断を下した。発がん性が指摘される化学物質「アクリルアミド」が含まれているためのようだが、警告表示が必要なほど危険なのだろうか。(平沢裕子)
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米裁判所が警告表示
AP通信などによると、裁判は、米国の非営利団体が、コーヒー豆の焙煎(ばいせん)でアクリルアミドが生じるとして、これを取り除くか、警告表示をするかのいずれかを販売業者に求めていた。
判決では、「原告側はコーヒーの消費で胎児から大人まで危険性が増すとの証拠を示した」と非営利団体の主張を全面的に認めた。
販売業者は上訴できるが、判決が確定すれば、カリフォルニア州でコーヒーを販売するときは
発がん性物質の表示が義務付けられる。
(以下略)
26年度のコーヒーのアクリルアミド濃度は、レギュラーコーヒーで1キログラム当たり0・22ミリグラム。麦茶が同0・25ミリグラム、ほうじ茶が同0・41ミリグラムなので、コーヒーの濃度が特別高いわけではない。また、別の調査では、レギュラーコーヒーの抽出液のアクリルアミド濃度は同0・003~0・01ミリグラムだった。同協会の西野豊秀専務理事は「他の飲料にもアクリルアミドは含まれる。コーヒーだけではない」と話す。また、NPO法人食の安全と安心を科学する会の山崎毅理事長は「コーヒーには健康にいい成分も含まれる。そのため、WHO(世界保健機関)はコーヒー自体の発がん性は否定している」と指摘する。
https://www.sankei.com/life/news/180419/lif1804190003-n1.html
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Source: ダイエット速報@2ちゃんねる
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