軽症のはずが寝たきりも コロナ後遺症、若年層多く [蚤の市★]
1: 蚤の市 ★ 2021/02/02(火) 13:19:23.17 ID:+ZdDOv/B9
新型コロナウイルスに感染し、検査で陰性となった後も倦怠感や息苦しさといった後遺症に長期間苦しむ人が相次いでいる。コロナ自体は軽症だったのに、後遺症で寝たきりになるケースも。専門外来を置く医療機関は少なく、医師は「40代以下が特に多い。政府も深刻な問題と受け止め、対策が必要だ」と指摘している。
「いつまで続くのか」。昨年11月末に感染した介護関連会社社長秋本可愛さん(30)=東京都=は2カ月たった今も味覚障害に悩まされている。感染から約1週間で倦怠感や体の痛みが治まってきたころ、味覚と嗅覚を突然失った。問い合わせた耳鼻科には「何もできない」と言われ、別の耳鼻科で漢方薬を処方されたが、治らない。最近は温かい食べ物に異臭を感じるため、食事がつらい。「情報が少なく、漠然と恐怖を感じている人も多い。世間への理解も深まれば」とツイッターで体験談を公開している。
後遺症の研究は米国やイタリアなどで進んでいる。国内では国立国際医療研究センター(東京)が昨年、退院患者に電話でインタビューし、63人が回答。その結果、発症から4カ月後でも呼吸苦や倦怠感、嗅覚障害が続き、数カ月後に脱毛があるケースも判明した。
昨夏からオンライン外来で後遺症の相談に応じる北里大東洋医学総合研究所(東京)の小田口浩所長(58)は「確立した治療法はなく、対症療法が中心。現場の医師も対応に苦慮しているのが現状だろう」と話す。
全国の後遺症患者約700人を診察した「ヒラハタクリニック」(東京都渋谷区)によると、患者の95%は倦怠感を訴え、80%以上に気分の落ち込みや思考力の低下があった。年代別では40代が患者の約3割を占め、半数近い人が10~30代だった。女性は男性の約1・4倍多い。平畑光一院長(42)は「免疫が暴走して臓器を攻撃する『サイトカインストーム』が後遺症の一因ではないか」とみる。女性は「自己免疫疾患」が多いため、後遺症が出る可能性があるという。
中には散歩しただけで悪化するケースもあり、回復後は運動を控えることが重要。「無理に体を動かした結果、寝たきりになり、職場を解雇された例もある。後遺症の患者が不利益を受けないように周知するなど、国や行政が本腰を入れて対策に取り組んでほしい」
(共同通信社)
室蘭民報 2021/02/02 11:00新型コロナ
https://www.muromin.jp/news.php?id=22148
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Source: 生活・健康・医療NEWSまとめ
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