新型コロナウイルスの感染源が野生動物である可能性を受け、野生動物を食する話題については各国が過敏になっている。そんななかタイで、ベンガルヤマネコを調理する様子をFacebookに投稿した女が人々の大きな非難を買い、警察が関与することとなった。『ThaiResidents.com』などが伝えている。
今月13日、Facebookに投稿された写真が人々に嫌悪感を与えた。投稿した女はタイ在住で「今日の夕食!偶然手に入れたって感じ?スパイスが効いたベンガルヤマネコの揚げ物よ」と綴っている。そこにはベンガルヤマネコの死骸と火鉢でその死骸を炙る様子、さらに出来上がった料理の写真が添えられていた。
この投稿には多くの人が怒りを露わにし、何人かのネットユーザーは警察と国立公園・野生動物・植物保全局(DNP)に通報したようだ。のちに女は警察が関与するのを恐れたのか、投稿を削除している。
ベンガルヤマネコはタイで保護動物に指定されていることもあり、殺した場合は罪に問われることとなる。そして警察が動くこととなり、この女の捜索が始まった。警察は今回投稿されたFacebookのアカウントに3人がアクセスしていることを調べ上げ、このうち2人が問題の投稿に関与していることが分かった。
2人のうち1人はヤラー県のベトン地区に住む女で、もう1人は親類だったという。警察はさらに投稿した女の夫や友人らから証言を得るなどして証拠を集め、逮捕状を出したようだ。なお、このベンガルヤマネコは殺害されたものなのか、購入したものなのかは明らかになっていない。
メディアでは投稿した女の名前が明かされていないものの、SNS上でこの女の顔写真と名前が出回っている。そのため彼女のFacebookには、次のような非難の声が続出した。
「あなたは最低なことをした。因果応報って本当にあるのね」
「人間とは思えない。空腹だったからって、それを食べる?」
「これが絶滅寸前の動物であることを知ってて食べたの?」
ベンガルヤマネコは沖縄県西表島に生息するイリオモテヤマネコと同じ亜種で、沖縄でイリオモテヤマネコが保護されているように、タイでもベンガルヤマネコの保護に力を入れている。昨年7月にはタイ軍の兵士がベンガルヤマネコを射殺した時の写真がネット上に流出し、ネットユーザーの通報によりこの兵士は告発され取り調べを受けていた。
※▼画像注意
https://imgur.com/a/fAAh53J#QSXpgUT
https://www.excite.co.jp/news/article/Techinsight_20200420_680777/
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Source: ダイエット速報@2ちゃんねる
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