【原爆の日】当時の日本政府、とんでもない嘘を付いていた・・・

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【原爆の日】当時の日本政府「原爆は怖くない」被害隠蔽、ウソだらけの安全神話を流布していた コロナ対策に通ずる問題点

1: ramune ★ 2020/08/06(木) 18:41:07.91 ID:Mvn34U919

ヒロシマ・ナガサキへの原爆投下から75年。アメリカ軍による非道な行為を許さず、その惨状を語り継ぐことは大切である。

それと同時に、「日本政府は原爆の被害から国民を守ろうとしたのか」という視点も重要である。

史実を掘り起こすと、現在のコロナ対策にも通じる問題点が浮かび上がってくる……。

政府が説く「火の用心」と「手袋」

新聞記事「防空体制変更いらぬ/怖るに及ばず新型爆弾」

1945年(昭和20年)8月6日に広島、8月9日に長崎に原子爆弾が投下された。
熱線、爆風、放射線が襲いかかり、町は火炎に包まれて「火の海」になり、放射性物質を多く含んだ「黒い雨」も人々に降り注いだ。

死者は広島市で約14万人、長崎市で約7万人(いずれも推計値)。生き残った人々も、放射線や熱線による被害に苦しみ続ける。たった一発の核兵器がこれだけの被害をもたらす。

戦時中の日本では、こうした被害は隠された。「空襲は怖くない」という情報統制と、「逃げずに火を消せ」という防空法が徹底されていたからである。

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*8月8日付 防空総本部 談話より
次の諸点に注意すれば被害を最小限度に止められるから各人は実行しなければならぬ。
・待避壕に蓋がない場合は、毛布や布団をかぶって待避せよ
・火傷を防ぐため、手足を露出しない服装にせよ
・家屋からの出火を防ぐため、台所などの火の用心をせよ
*8月9日付 防空総本部 談話より
・軍服程度の衣類を着用すれば、火傷の心配はない
・防空頭巾と手袋を着用すれば、手足を完全に火傷から保護できる
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 毛布で身を守れる、長袖・長ズボンで火傷を防げる、台所の火の用心……。この程度で被害を防げるから安心せよ、と言っているように聞こえる。

 さらに8月11日に、防空総本部は一歩進んだ内容の「新型爆弾への心得」を発表した。
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*8月11日付「新型爆弾への心得」より
・破壊された建物から火を発することがあるから初期防火せよ
・火傷を防ぐためには、白い類が有効である
・この爆弾の火傷には、油類を塗るか、塩水で湿布すればよい
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 おそるべき安全神話である。爆心地付近の地表面は3,000~4,000℃になり、全身が焼かれて赤黒く変色したり、焼けただれた皮膚が垂れ下がるなどの惨状を政府関係者も知ったはずである。白いや湿布があれば大丈夫というはずがない。

 しかも、この「心得」は、それまでの談話には明記されなかった「初期消火」という言葉が出てくる。1941年改正の防空法で国民の義務とされた消火活動を、原子爆弾に対しても果敢に実施せよというものである。原爆の被害を軽んじる新聞記事

新聞記事「案外小さい爆発音/熱線にも初期消火」

 こうした政府方針を受けて、報道各社の論調も変化した。投下の2~3日後には「鬼畜米英の暴虐」として原爆投下を批判する記事も多かったが、徐々に「恐れるに足りぬ」として原爆を軽んじる記事が目立つようになった。

(中

 しかし、政府の方針(布製マスクの配布、PCR検査の抑制、不十分な補償など)に対して、「非科学的」とか「国民生活への配慮がない」という批判がなされたときに、政府は十分な根拠を示して国民への説明を果たしているだろうか。 科学的な根拠も示さず、国民の願いや疑問に真摯に耳を傾けないままに、ただ「政府の施策を信用せよ」というだけでは、戦時中と変わらない。


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Source: 生活・健康・医療NEWSまとめ

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