【性的画像問題】陸上女子選手が露出度の高いユニフォームを着る本当の理由がこちら・・・嘘だろ・・・

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【話題】女子選手が露出度の高いユニフォームを着るのは空気抵抗を減らすためであってファンサービスではない。文春 [ニライカナイφ★]

1: ニライカナイφ ★ 2021/01/30(土) 21:05:55.09 ID:eCmUfmG99

 女性アスリートの撮影被害や画像拡散などの問題に焦点があてられるようになった。

 陸上競技も、問題視される競技のひとつだ。

 主に短距離やハードル、走幅跳や走高跳などの女性アスリートが着用している、上下が分離したタイプのユニフォーム、いわゆる「セパレート型」のユニフォーム姿が撮影の標的とされてきた。

 全国大会で活躍するレベルにある選手は、今ではたいがいセパレート型を着用している。学生でも多くの選手がこのタイプのユニフォームを選ぶ。スタンダードと言っていいだろう。

 肌が出ている割合が多いがゆえに、撮影の被害を受けてきた。でもセパレート型を着用するのには、競技上の根拠がある。

 セパレート型のユニフォームはもともとあったものではない。昔はランニングシャツにランニングが主流であった。

 最初にセパレートタイプを着用した選手が具体的に誰かははっきりしないが、2000年のシドニー五輪ではすでに着用している選手がいた。100mで金メダルを獲得したマリオン・ジョーンズはその1人。上下が分離し、下がタイツのタイプを着ていた。

 国内では、おそらく2003年頃から広がり始めた。国内上位の選手が用い、やがて学生にも広がっていった。

 では、セパレートタイプが主流になっていったのはなぜか。

 ひとことで言えば、「より速く」。タイムの向上を目指してということにほかならない。

 速さの追求という点で、セパレートタイプのメリットはどこにあるのか。

 もっとも大きいのは、空気抵抗を抑えられるという点だ。身体の構造上胸が出ているため、ランニングシャツでは胸の下の部分の空気抵抗が大きくなってしまう。それを抑えるための形状として、セパレートの形が生まれた。

 さらに動きやすいという点もある。ランニングシャツとランニングだと、シャツの無駄な動きが気になる、と選手が語っていたことがある。

 また一説には、セパレートタイプを着用して走ると100mのタイムを0.1秒縮めることができる、とも言われている。

 それが本当ならば、0.01秒を縮めるだけでも大変な努力を要するのだから着用するメリットは大きい。

 いずれにせよ、いかに速いタイムを出せるかを追求した結果としてセパレートタイプのユニフォームの選択に至っている。

 先に記したように、海外のトップクラスの中にこれを着る選手が出てきて、日本の上位選手にも出てきた。「速い選手が着て」いれば、真似したくなるものだ。これは学生の間に普及し、定着していった理由の1つである。

 一方、長距離種目などではセパレートタイプを着用する選手は見受けられない。

 セパレートタイプのユニフォームは圧迫があるため、短距離系に対する効果はあるが、競技時間の長い長距離に関しては血流の面などデメリットが生じてくることによる。競技面でのパフォーマンス向上を追求しての選択、という点では共通する。

 より記録を向上させたいと願うのは、男性アスリートも女性アスリートも変わりはない。だから男性アスリートのユニフォームも進化してきた。

 ランニングシャツとランニングがメインであった時代のあと、ランニングにかわって、タイツのタイプが出てきた。そのうち、レスリングのような上下が一体となっていて密着度の高いユニフォームを着用する選手も現れたが、今日ではシャツとタイツというパターンが多いだろう。

 女性、男性を問わず、ユニフォームは変遷を遂げてきたわけである。

 それは他の競技でも変わらない。

 例えば、競泳の水着は大きく変化してきた。主に水の抵抗の低減や動きやすさを求める観点からハイカットのタイプが生まれ、足首までを覆うフルスーツのタイプが誕生し、膝のすぐ上あたりまでのミドルスーツのタイプが世に送られ……という具合だ。

 ここでは形状について触れてきたが、素材の追求、縫製の方法、その他細かなところに至るまで、メーカーはパフォーマンスの向上を志し、開発を重ね、その努力が実を結んだのが今の形なのだ。

 選手はよりよいものを望んできたし、よいユニフォームを求めるのは目指す記録に到達するため、その一点にほかならない。あらゆる面から努力を重ねた証の1つがユニフォームだ。

 メーカーと選手による、そうした希求の結果が女性アスリートのセパレートタイプユニフォームであって、その努力を踏みにじってはいけないし、踏みにじる行為は正されなければいけない、そう考える。

https://number.bunshun.jp/articles/-/846814


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Source: 生活・健康・医療NEWSまとめ

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