https://www.oricon.co.jp/special/51080/
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180502-00000326-oric-ent
“筋肉アイドル”として話題の才木玲佳 (C)oricon ME inc.
“筋肉アイドル”として話題の才木玲佳が、先ごろ人気格闘ゲーム『ストリートファイター』シリーズのキャラクター・春麗(チュン・リー)のコスプレをインスタグラムで披露し話題となった。
ネットを賑わせたその理由は、衣装ではなく“筋肉”の再現度。ネット上には「太ももがゲームそのまま」「筋肉まで含めて春麗を再現したのを初めて見た」と絶賛の声が上がっていた。
昨今、美しい腹筋が自慢の“腹筋女子”がブームとなっているなか、“美ボディ”を超越したムキムキの“筋肉アイドル”となった理由を本人に聞いた。
■筋肉美への止まない欲求 “美ボディ”はアイドルたちの新たな武器に
「元々、慶応大学に在学していたこともあって、“高学歴アイドル”で活動していた」という才木。
“筋肉アイドル”にジョブチェンジした経緯について聞くと、「きっかっけはダイエットだった」とのこと。
ラウンドガールの仕事をする機会があり格闘技のジムに通い始めたところ、「そのうち、格闘技のアマチュア大会にも出たくなって、体を本格的に鍛えることになりました」と振り返る。
実際、「体を美しく鍛えたい」という欲求には一種中毒性もあり、「ダイエット目的でジム通いをはじめ、
その後も美ボディの追及が止まらなくなる傾向はアイドルの間でも強まっている」と語るのは、元週刊誌の芸能記者でアイドルのマネジメントに携わる豊沢朱門氏。
このような傾向は“モグラ女子”が流行っている理由と通じる面があると豊沢氏は語る。
モグラ女子は“モデル”と“グラビア”を合体させた造語であり、女性誌のモデルと男性誌のグラビアで活躍する女性タレントのことを指す。
「これなら、自身の武器である美ボディを二方向で展開でき、女性と男性の両方の支持を得ることができます」とそのメリットを解説する。
つまり、6000グループ以上のアイドルがひしめき合う“アイドル戦国時代”では、“カワイさ”の他に+αを身に付け、それを武器に『キャラ化』することが必要になっているのだ。
才木も、「最初は、ファンの方から『なんで才木をムキムキにさせているんだ!』と事務所にお叱りの声も来ていました。
でも今は、プロレスをする『才木選手』、アイドル活動をする『れいたん』、それぞれを応援してくださるファンの方がいます」と、体を鍛えたことの効用を教えてくれた。
「私は、自分を『ムキカワ女子』って呼んでいます。これは、ムキムキ“してても”カワイイ、の略ではなく、ムキムキしてて“なおかつ”カワイイという意味です。
アイドルにとって筋肉はマイナスイメージと思われがちですが、筋肉とカワイイが共存できるってことを証明するために活動しています!」(才木)
■東京五輪の「健康&スポーツ」特需 その市場を狙うアイドルたち
昨今の“腹筋女子”ブームに加え、AKBやアップアップガールズなどのプロレス参戦によって、“筋肉をつける”ことのマイナスイメージは業界内でも薄くなりつつある。
さらに、彼女たちが“美ボディ”を求める理由として、自身の売りとなる“武器”を増やすためであることは前述した通り。
一方で、「そこには社会的背景も関係している」と豊沢氏はいう。
「2020年の東京五輪が関係しています。3年ほど前から、五輪関連の仕事が如実に増えています」と強調する豊沢氏。
それは、五輪を見越して多くの芸能系企業が“健康”と“スポーツ”を意識した仕事を増やしつつあるのだという。
「五輪特需を狙う企業にとって、“美ボディ”のアイドルやモデルを使うことで、企画の説得力が生まれるんです」と豊沢氏は説明する。
このように、昨今のアイドルたちによる“美ボディ”ブームは、筋肉系のアイドルを受容する一般層の意識変化と、五輪を見据えた芸能事務所の意向の両面が作用しているようだ。
>>2以降に続きます。
続きを読む
Source: ダイエット速報@2ちゃんねる
コメント