近藤といえば、巧みなバットコントロールと選球眼の良さが持ち味だ。プロ12年目で通算打率・307、出塁率・413。日本ハム時代にはチームメートだった大谷翔平(エンゼルス)がそのバッティングを「天才的」と称していた。先を読み、状況に応じたバッティングが出来るのも大きな強みだ。そんなクレバーなバットマンらしい、幼少期のエピソードがある。
ある日、近藤少年はどうしても焼き鳥が食べたくなった。しかし手持ちのお金はない。考えに考えた末、妙案を思いつく。まず何軒か先の家からタダで落花生を譲り受け、焼き鳥屋のおじさんに「交換しよう!」と物々交換を持ちかけたのだ。持ち前の人懐こさで、おじさんもあっさり陥落。近藤少年は無事、焼き鳥をゲットした。地元・千葉名産の落花生をタネに、「わらしべ長者」さながら目当てのものを手に入れたわけだ。
この人懐こさは、高校野球の名門に進学した後も大いに武器になった。軟式野球の強豪・修徳学園中を経て、横浜高校に入学。3年生で主将だった筒香嘉智(レンジャーズマイナー)が率いるチームで1年時から試合に出場し、夏の選手権大会神奈川県大会では打率・438をマーク。バットでの活躍の傍ら、寮生活では母から学んだレシピでチャーハンを作り、先輩たちの胃袋をもガッチリとつかんだ。この頃から親しみを込めて「コンちゃん」と呼ばれ、大いに可愛がられていたという。
https://number.bunshun.jp/articles/-/856674?page=2
続きを読む
Source: ダイエット速報@2ちゃんねる
コメント