結婚の「分岐点」をレポートするシリーズ。今回は、婚活中の多恵子(たえこ)、38歳の場合。婚活アプリで42歳の男性と出会ったが、「清潔感」の相違が破局への引き金となった。寒い冬は鍋の季節。共に鍋をつつけない相手との恋愛は可能か?
(略)
どうやら多恵子さん、自分の部屋は汚くても気にならないし、若い頃にバックパッカーをしていた経験から、風呂に2、3日入らなくても問題ないが、他人のこととなると「潔癖症」になるようだ。そしてそれは、「食」において、より顕著になるという。
(略)
幸也さんはお酒が好きで、これまでも、多恵子さんが「飲みすぎだな」と思うことはあった。その日は土曜日で翌日の心配もない。最初からハイペースで飲んでいた幸也さんは、気付いたら、鍋に自分の箸を入れていた。
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どうやら多恵子さん、自分の部屋は汚くても気にならないし、若い頃にバックパッカーをしていた経験から、風呂に2、3日入らなくても問題ないが、他人のこととなると「潔癖症」になるようだ。そしてそれは、「食」において、より顕著になるという。
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幸也さんはお酒が好きで、これまでも、多恵子さんが「飲みすぎだな」と思うことはあった。その日は土曜日で翌日の心配もない。最初からハイペースで飲んでいた幸也さんは、気付いたら、鍋に自分の箸を入れていた。
「ちょっと、やめて!!」
多恵子さんは思わず大きな声を出した。幸也さんは、「へ? 何?」という顔をしている。そこで初めて多恵子さんは、菜箸で取り分けてほしい、自家箸は耐えられないんだということを伝えた。
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ところが、幸也さんから返って来たのは、思いがけない反応だった。
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「君はデブだよね。潔癖症だとか、自分は神経質だとか言うわりに、自分の体型は気にしないの? デブ好きの僕からみても、けっこう太ってるよ。まあ僕は、そういう大らかなとこがいいなと思ってたのに、なんか違ったみたい」
実際、多恵子さんは、ぽっちゃり体型だ。幸也さんは元々ぽっちゃり型が好みで、多恵子さんにアプローチしてきた面があったという。多恵子さんもそれは分かっていたが、体型は自分でも気にしていた部分だっただけに、この発言が許せなかったという。
「だいたい、潔癖症とデブって関係ないじゃないですか。何、この人? って。もうやっていけないと思って、その日は一人で帰りました」
以来、二人は会っていない。幸也さんから、謝罪のラインは来たが、多恵子さんは返事をしていない。元来冷静な多恵子さんは、アラフォーでこの出会いは貴重だと頭では分かっているものの、心がついていかなくなったという。 (抜粋)
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191228-00000012-pseven-life
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Source: ダイエット速報@2ちゃんねる
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