“変則漫才”マヂカルラブリーはなぜM-1で優勝できたのか? そして正統派が全滅したワケ [首都圏の虎★]
1: 首都圏の虎 ★ 2020/12/21(月) 17:31:13.56 ID:CAP_USER9
野田クリスタル(34=写真左)と村上(36=同右)のコンビで、結成14年目。10組の芸人による決勝戦ファーストラウンドでは、おいでやすこがに続き2位。おいでやすこが、マヂカルラブリー、見取り図の上位3組による最終決戦では、7人の審査員が「一番面白かった芸人」1組を選んで投票する方式だが、それぞれ2票、3票、2票と票が割れ、僅差で優勝を手にした。
ファーストラウンドは「フレンチのマナー」、最終決戦は「つり革」を題材にしたネタ。いずれも野田はほとんどしゃべることなく、シュールで極端な動きでボケ倒し、それを村上がツッコむというものだった。
3年前の同大会の決勝戦でマヂカルラブリーは、審査員の上沼恵美子(65)に「好みじゃない」「よう決勝残ったな」などと酷評され物議を醸したが、見事にリベンジを果たした格好だ。今回は上沼も「面白いよなあ、バカバカしさを突き抜けるのは芸術や」「3年前ごめんね」と太鼓判を押した。
■“鬼才”野田クリスタルは「R-1」に続き2冠
お笑い評論家のラリー遠田氏は「今回、コロナの影響もあり、芸人たちも舞台に立つ回数が減っていた影響か、変則的な漫才が多かった印象です」としてこう話す。
「技術力がある正統派ばかりでなく、錦鯉やおいでやすこがら個性的で爆発力のある芸人が決勝戦に残っていましたね。そんな中、野田さんが体の動きだけでボケを演じるマヂカルラブリーの漫才は、“しゃべくり漫才”から見ると非常に変則的です。しかし、チャプリンやキートンのような喜劇役者が演じていたサイレントコメディーのようで、ある意味、原点回帰とも言えます。村上さんのツッコミはいわばその手の映画の字幕のような役割を果たしていた」
こうしたネタを書いているのは野田だというが、野田は今年3月に行われた「R-1ぐらんぷり2020」に続けて2冠。
「Mー1とR-1の2冠は、霜降り明星の粗品さんに続けて2人目です。ピン芸とコンビ芸は全く違うものですし、野田さんはR-1では、今回とは全く違うタイプのネタを披露していた。器用で芸達者というか、まさに“鬼才”と言っていいと思います」(ラリー遠田氏)
会見で野田は、「史上初のお笑い3冠王(Mー1、R-1、キングオブコント)を目指します」と宣言。新たな鬼才がお笑い界を席巻する日も近そうだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/dd8a6dab81759410951b8ece440714bc1fa232c9
https://amd-pctr.c.yimg.jp/r/iwiz-amd/20201221-00000011-nkgendai-000-2-view.jpg
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Source: 生活・健康・医療NEWSまとめ
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