1: 名無しダイエット 2017/12/24(日) 02:29:43.60 ID:CAP_USER
運動時に酸素を取り込む能力を含めた総合的な運動時の身体能力という観点に立つと、
実は女性の方がより優れているという研究結果が明らかにされています。
Sex differences in the oxygen delivery, extraction, and uptake during moderate-walking exercise transition – Applied Physiology, Nutrition, and Metabolism
http://www.nrcresearchpress.com/doi/abs/10.1139/apnm-2017-0097
Women Are Naturally Fitter Than Men, Study Says | Time
http://time.com/5049887/women-fitter-than-men/
この研究結果は、カナダ・ウォータールー大学の研究チームが発表したもの。
同チームが実施した検証実験には、身体の肥満度を示すBMIが同一レベルにある人物を男女それぞれ9人、
合計18人が集められ、トレッドミルの上で歩いた際の状態を観察しています。
被験者は簡単なウオーミングアップを行ってからトレッドミルに乗り、徐々にスピードを上げながら歩行を行い、
最大心拍数の80%に達するまで強度を上げていきました。この時、被験者は調査用のマスクを装着しており、
吸い込んだ酸素の量と吐き出した二酸化炭素の量が計測されています。
研究チームの一員で論文の執筆者でもあるリチャード・ヒューソン運動生理学教授はこの調査の目的について、
「休息状態から運動状態に移行した際に、どのぐらい早く酸素摂取量が増加するのかを計測することです」と語ります。
そしてここからわかることは、もし身体がそれほど強くない場合、運動強度の増加に体はそれほど早く適応できないということ、
そしてその結果、実際よりも強度が高いと判断して運動を避けてしまうことで、さらに体が強くない状態へと進んでしまうと述べています。
ヒューソン氏によると、酸素摂取力は身体のトータルな運動能力を示す指針です。
そしてこの能力は、男性よりも女性の方が優れていると語ります。
研究チームが行った検証では、運動量増加に適応するまでに要した時間は、男性が42秒だったのに対して女性は約30秒だったとのこと。
数値的には女性は男性よりも約30%も酸素摂取力が高く、身体の効率性の観点において男性に対して明確な優位性が示されているといえます。
さらに研究チームは、女性の体は体内に酸素を運搬して体じゅうの組織に届ける能力でも男性より秀でていることを明らかにしており、
ここからも運動強度の増加に対する女性の体の反応の高さが浮き彫りになっています。
ヒューソン氏はこの結果から、「男性は女性よりも少し力が強く、動きも速いものですが、
だからといって総合的に身体能力が優れている、ということはできません」と述べています。
ヒューソン氏によると、身体能力は「最大有酸素性パワー」などの指針によって示され、
運動強度の変化により素早く適応できることは、身体能力と健康度が高いことを意味しているとのこと。
今回の実験では、一般的な人物を対象に検証が行われましたが、
今後同チームではエリート級の運動選手を対象に同様の検証を行うことで、
男性と女性の身体能力の違いについての研究を進める方針が示されています。
GIGAZINE
http://gigazine.net/news/20171223-women-fitter-than-men/
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Source: ダイエット速報@2ちゃんねる
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