背景には、SNSでのメンズ美容に関する情報の増加や、脱毛サロンの価格低下、あるいはファッション感覚での「映え」意識の高まりなどがあると指摘されている。
人気の箇所は、ヒゲ、すね毛、VIO
都内のエステサロンで店長を務める男性・Aさん(40代)は、「コロナ禍以降に男性の脱毛施術が増加している」と語る。
「コロナ禍からメンズ脱毛のお客様が増加しています。脱毛は1回で毛がなくなるわけではなく、数年単位で減らしていくもの。なかなか外出できず人と接することが難しい期間が続きましたが、そのあいだに脱毛をしてしまおうと考えるお客様も多かったようです。
人気の箇所は、ヒゲ(顔)、すね毛、VIO(デリケートゾーン)です。ヒゲ脱毛をされる方の多くが、カミソリによって肌荒れしてしまったり、口周りに赤いニキビができてしまう方が多いですね。肌が弱い方は、シェービングの負担を軽減するためにも永久脱毛してしまう選択肢もあります。
また、すね毛脱毛も非常に人気です。とくに夏場などは短パンを履く男性も多いですし、女性目線でも剛毛なすね毛をあまり好ましく思わない人も多いことから、『足はツルツルにしてください』という依頼が目立ちます。海外では男性もVIOを無毛にする方が多いですが、日本人男性のあいだでも衛生面を考えて徐々に広がってきた印象があります」(Aさん)
彼女から「足がツルツルでめっちゃ綺麗」
実際に脱毛サロンに通っているという男子大学生・Bさん(22歳)は、メンズ脱毛をはじめたきっかけについてこう語る。
「僕が脱毛を始めた理由は、単純にモテたかったからです(笑)。前に大学で女友達と話していたときに、『剛毛の人は怖くて付き合えない』『肌が触れ合ったときにザラザラ、チクチクしそうで嫌』と話していて。僕もなるほどなと思い、都度払いの脱毛サロンに通い始めました。実際に、すね毛が薄くなってからは、毛自体の太さが細くなるので、シェーバーで自己処理してもチクチク感がなくなったのがよかった。
そのあと彼女ができたのですが、『足がツルツルでめっちゃ綺麗だね』と褒めてくれて、やっぱりすね毛からお金をかけてよかったと実感しています。いまではメンズ美容の話も普通にできる時代だから、友人ともファッション感覚で話をしています」(Bさん)
かつては脱毛広告といえば女性向けのものばかりだったが、現在では男性向けの脱毛広告も増えている。肌への負担軽減や衛生意識、そしてファッション感覚などさまざまな要因から、メンズ脱毛は若年層にも広がりつつあるようだ。(了)
8/22(火) 16:15配信 マネーポストWEB
https://news.yahoo.co.jp/articles/c79fdece391137eed97c48c83d197e8e8c5967e8
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Source: ダイエット速報@2ちゃんねる
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