https://news.yahoo.co.jp/articles/3cbcd2a2ff67e87112da1c05133253b5bc506724
原始の狩猟採集民はもっぱら植物や野菜を食べていたことが新たな考古学調査でわかり、
われわれの祖先が高タンパクで肉たっぷりの食生活をしてきたという通念が揺るがされている。
原始の狩猟採集民はもっぱら植物や野菜を食べていたことが新たな考古学調査でわかり、
われわれの祖先が高タンパクで肉たっぷりの食生活をしてきたという通念が揺るがされている。
その根拠は、ペルーアンデス山脈にある、9000年~6500年前の墓地遺跡2ヵ所で発掘された24人の遺骨の分析に基づいており、
農耕生活に移行する前のおもな栄養源が野生のじゃがいもなどの根菜だったかもしれないことを示唆している。
科学誌「PLOS ONE」に掲載された今回の研究論文の首席執筆者であるランディ・ハース博士(米ワイオミング大学考古学助教)は言う。
「原始人の経済は狩猟中心だったというのが一般通念です。そうした考え方から現代に、パレオ・ダイエットなど高タンパクな食事療法がたくさん流行るようになったのです。
われわれの分析では、当時の食べ物は植物が8割、肉は2割だったことが示されています」
農業経済への移行は乱獲によって引き起こされたものだとする説もこれまであったが、最新の研究結果は採食から農業へと徐々に移っていった可能性を提起している。
今回の研究対象は、ウィラマヤ・パッタと、そこから約1.6キロ離れたソロ・ミクアヤ・パッタという、いずれもアンデス山脈にある墓地遺跡から発掘された遺骨だ。
科学者らは遺骨を分析し、その炭素と窒素の化学形態を、地場の植物や動物から採取した同様の化学形態と比較した。
その分析から示されたのは、植物性食物が人々の食生活の大半を占めており、肉は二次的な役割を果たしていたということだった。
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Source: ダイエット速報@2ちゃんねる
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