【ロンドン=共同】1杯のコーヒーでも減量効果があるかもしれない――。英ノッティンガム大などの研究チームがコーヒーを飲むことで脂肪の燃焼を活発にする効果がみられることを突き止め、英科学誌サイエンティフィック・リポーツに発表した。脂肪燃焼の仕組みをさらに分析し、肥満や糖尿病対策に活用したい考えだ。
人間には皮下や内臓で余分なエネルギーを脂肪として蓄積する白色脂肪組織と、脂肪を燃焼させる褐色脂肪組織の2種類の脂肪組織がある。褐色脂肪組織の働きが悪いと脂肪が蓄えられやすくなり、肥満の原因になるとみられてきたが、この働きを活発にする方法は明確ではなかった。
研究チームは褐色脂肪組織が人間の首周辺に多く存在することを特定。脂肪を燃焼する際に熱を放出する組織の特徴を踏まえ、赤外線技術で熱を検知する方法を用い、水だけを飲んだ場合に比べて1杯のインスタントコーヒーを飲んだ際に首周辺の組織の働きが盛んになることを確認した。
今後は、褐色脂肪組織の働きを強める効果がチームの仮説通りカフェインにあるのか、それともコーヒーに含まれる他の成分が脂肪燃焼を助けているのかを分析する作業を進める。
ソース 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO47352510U9A710C1CR8000/
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Source: ダイエット速報@2ちゃんねる
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