これまでのウイルスにかかわる研究は「狩る側のウイルス」と「狩られる側の宿主」の関係を解き明かすことを目的としていました。
しかし海の生物がウイルスに狩りつくされない理由は、何かが、あるいは誰かが、ウイルスを殺しているからです。
そこでウェールズ氏らは人間にとって無害な、植物プランクトンに感染するウイルスを、様々な海の生き物に食べさる実験を開始しました。
もしかしたら海の中には「ヒーロー」なような生物がいて、ウイルスを駆逐しているかもしれないからです。
◯ウイルスを狩るモノたち
実験の結果、意外な生き物が海のウイルスを捕食していることが明らかになりました。
最もウイルスの捕食能力が高かった生き物は、「海綿動物」と言われる、原始的な動物でした。
海綿動物は細かい網目状の繊維からなり、大きなものはスポンジとして使われています。また体は口の空いたチューブ状の構造をしており、口と肛門の区別がありません。これらのチューブの内部には微生物を捕らえる仕組みがあり、ウイルスもここで捕食されると考えられます。
海綿はウイルスに対して絶大な駆逐能力があり、たった3時間で98%のウイルスを捕食してしまいました。
次いでウイルスを駆逐する効果が高かったのはカニ(90%駆除)、そしてザルガイ(43%駆除)、カキ(13%駆除)などが続きました。
またこれらの動物には及ばないものの、イソギンチャク、フジツボ、ムール貝、ホヤなどにもウイルスを駆除する能力が確認されました。
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抜粋です。
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Source: ダイエット速報@2ちゃんねる
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