。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、ホットケーキミックスやシロップが前年同月比で大きく伸びていた。
日経POS情報の食品ジャンルにおける20年3月の前年同月比伸び率上位は、1位「畜肉缶詰」(74.2%増)、2位「みつ・シロップ」(69.7%増)、3位「乾パスタ」(69.4%増)、4位「乾めん」(65.0%増)、
5位「パスタソース」(61.9%増)、6位「プレミックス」(55.1%増)というラインアップだった。
6位のプレミックスはPrepared Mix(調製粉)の略。ホットケーキミックス、お好み焼き粉、天ぷら粉、から揚げ粉など“粉もの”の類いだ。
商品別に見ると、同カテゴリーの販売金額トップは森永製菓の「ホットケーキミックス」(150g×4)だった。20年2月から売れ行き好調で、同月の千人当たり販売金額は387.7円(前年同月比80.9%増)、20年3月は317.4円(2.1倍増)だった。
ホットケーキミックスを材料にホットケーキを作ったら使うものとして思い浮かぶのが、伸び率カテゴリー2位に属するシロップだ。
商品別に見ると、同カテゴリーの販売金額の2位に森永製菓の「ケーキシロップ<メープルタイプ>」が入っていた。
こちらも20年2月から売れ行き好調で、20年2月の千人当たり販売金額は73.2円(前年同月比28.0%増)、20年3月は79.3円(49.1%増)。販売金額10位も森永製菓のチョコレートシロップだった。
なお、2位みつ・シロップの販売金額トップ10に入った商品のうち、森永製菓の2商品を除く8商品はすべてはちみつだった。
3月に民放のバラエティー番組が、はちみつ、特にマヌカハニーの対ウイルス効果について取り上げたことで、購入が相次いだとみられる。
なお消費者庁は、「マヌカハニーで新型コロナ対策」などとうたう健康食品に改善要請と注意喚起の文書を掲示している。
伸び率カテゴリー1位の畜肉缶詰は20年1月以来好調で、枕缶のリニューアルを発表した「ノザキのコンビーフ」が1~2月はけん引役だった。
だが20年3月の畜肉缶詰の販売金額を商品別に見ると、1位はホテイフーズ(静岡市)の「やきとり たれ味 75g」で、千人当たり販売金額は77.6円(前年同月比60.3%増)と大きく伸びていた。
小池百合子都知事が緊急会見でロックダウン(都市封鎖)の可能性について言及した3月25日の夜、食品スーパーなどで食料の買いだめが起きた。
新型コロナウイルス対策で外出自粛が長引きそうなことから、今後の“籠城戦”に備えて、同商品のように賞味期間が長く常温保存できる缶詰が選ばれた格好だ。
伸び率カテゴリー3位の乾パスタと5位のパスタソースも、2月に続いて好調を維持している。乾パスタの上位は、日清フーズの定番パスタ商品「マ・マー」シリーズが独占。
パスタソースのトップも同シリーズのミートソースだった。巣ごもり消費が一段と鮮明になった感がある。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200428-57189523-nkctrend-bus_all
4/28(火) 6:00配信
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Source: ダイエット速報@2ちゃんねる
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