いよいよ夏本番。エアコンのない部屋で過ごすだけでも、熱中症のリスクが生じる季節だ。しかし洗面所やキッチンなど、エアコンが使えない空間で長時間過ごさなければならないこともある。またルームエアコンが壊れたとき「交換工事まで数週間かかる」こともある。パナソニックが2022年に実施した調査では、エアコンを購入した人のうち、約4割が設置完了まで2週間以上かかったそうだ。
このような、暑い季節にエアコンが取り付けられなかったり、工事までに時間がかかったりするといったシーンで活躍するのが、スポットクーラーだ。
これは工事不要で使える置き型のエアコンで、もともとは工場など、業務用で使われていたものだ。しかし、20年に起きたコロナ禍によるステイホームで注目を集め、近年、家庭用に広がり始めている。
そこで、スポットクーラーは本当に実用性があるのか? 今回、実際に使って検証してみた。試したのはシロカの「除湿機能付きポータブルクーラー SY-D151」(実勢価格4万円)だ。
(中略)
■室温は約1時間で約3.5度低下
テストは7月下旬の晴れた日、日中に行った。室温が30度を超えたのを確認し、「除湿機能付きポータブルクーラー」のスイッチを入れ、冷風モードで稼働させた。温度計は部屋の中央、本体から約1.5m離れた位置に置いた。
スイッチを入れると1分もしないうちに、本体から冷気が出てくる。風量2では動作音がそれなりに大きく、風量3にするとかなり響いた。ルームエアコンの場合、室内機と室外機が分かれているが、スポットクーラーは一体型なので、どうしても動作音は大きくなる。近くで動画を見たり、オンライン会議などを行う場合は、動作音を下げるためにも風量を1にするといいだろう。
風向きは前面にあるレバーを調整することで、フラップ上下に調整して行う。本体が小さいため、床置きにする場合はちょっと上を向けて送風することになる。冷風は約1mくらい離れた場所では体感できるが、約1.5m離れると風量2では風が当たる感じはしなかった。風の直進性はあまり高くなく、拡散するようだ。それでもひんやりとした冷気は感じられる。しばらくすると玄関では、排熱ダクトからかなり暖かい風がでてきた。排熱ダクトで熱気を別の部屋へ逃がすことで、部屋に熱気をためずに冷やせているようだ。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2307/31/news013.html
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Source: ダイエット速報@2ちゃんねる
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