【非常食】缶詰開けたら、すぐごはん お湯や水不要、非常食開発
太平洋に面した県東部の同市は、県の想定で、南海トラフ巨大地震が起きれば人口の3分の1超の約2・6万人が避難所生活になる。市は非常食の充実に向け、同社に開発を働きかけていた。非常食のご飯は、炊いた米を急速乾燥させた「アルファ米」があるが、食べるにはお湯か水を入れ、数十分間待つ必要がある。開発した缶詰は手間が掛からず、常温でもおいしいという。
缶詰は県産コシヒカリに具材やだしを加えて密封し、110~120度で加熱殺菌して炊き上げる。缶は缶切り不要のプルトップ式で、保存料や添加物は使っていない。具材によって重さは異なるが、分量は茶わん1杯半ほどある。
試食会では、元自衛官で市の防災担当職員が「自衛隊の缶詰よりおいしい。食材の風味も、米の食感もしっかりしている」。岩浅嘉仁市長は「市の備蓄食品として利用し、阿南発の非常食としても普及させたい」と話す。同社は好評なら市販も検討するという。市販時の価格は300円台を予定している。(佐藤常敬)
2017年9月30日15時54分
http://www.asahi.com/articles/ASK9W6RXVK9WPUTB00V.html
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Source: ダイエット速報@2ちゃんねる