この実験は2017年7月から2018年5月まで行われ、応募した229名の医師を無作為に2群に分けて「ロキソニン(実薬)」か「プラシーボ(偽薬)」を予め送付しました。
受け取った医師たちは二日酔いになった際に薬品を服用し、症状緩和に効果があったかどうかをネット経由で報告するという「無作為化二重盲検プラセボ対照試験」という形式です。なお、医師のうち150人が二日酔いで服薬した時点で試験を終了したとのこと。
結果として、二日酔いの「頭痛」の症状改善効果はロキソニンを送付した医師で25ポイント、プラシーボを送付した医師では10ポイントとなり、統計学的に有為な差が認められました。これにより、「ロキソニンは二日酔いの頭痛の緩和に有効」ということが証明されたことになります。
ただし二日酔いは当然頭痛だけではありません。他の代表的な「全身倦怠感」と「吐き気」という症状の改善効果では、ロキソニンとプラセボで統計学的な差は認められず、あくまで効くのは頭痛だけということになります。
とはいえ、脳みそを取り出して真水で洗いたくなるような頭痛だけでも緩和できるのであれば、二日酔い真っ最中の人にとっては天の恵みとも呼べるもの。いざという時のために覚えておくとよさそうです。
https://buzzap.jp/news/20200311-loxonin-for-hangover/
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Source: ダイエット速報@2ちゃんねる
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